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写真では切り取れないもの

まいど。
久しぶりだね、お変わりはないだろうか。

私は相も変わらず、 何とかやり過ごした
そんな毎日を送っているよ。



さて、今日はこの曲にしよう。
友達にオススメしてもらって初めて聴いてみた時
なんだか懐かしく感じたのを覚えている。



ハナレグミ 家族の風景 - YouTube

キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景
7時には帰っておいでとフライパンマザー
どこにでもあるような 家族の風景


ハイライトとウイスキーグラス。
コーヒーカップでもワイングラスでもない。
ウイスキーグラス。

はぁ、うまい。ずるい。


そしてなんだ、フライパンマザーって。

はじめて聞く言葉なのに、知っていた言葉の様に違和感がない。

エプロン姿とか、
そうじゃない。フライパンマザー。



簡単なコードを繰り返したメロディーはとても心地いい。
そのメロディーと一緒に聴こえてくる歌詞も、あれこれと多くを語らない。

まるで家族との会話みたいだ。





家族にはすごくもどかしい距離感がある。
私もいつか それ を愛しいと思えるだろうか。



今月、実家に帰る。
私の家族の風景を思い出してこよう。

でもきっと、当たり前すぎて気づけないんだろな。

今はそれでいい。そんな気もする。



おやすみ。またね。

大きい背中

まいど。
人恋しさを寒さのせいと誤魔化していたら
気づけば12月だ。

クリスマスに年末年始とイベント目前。

バタバタとする前に
心の整理をしようと思い、ケータイを握ってみた。
心の整理と言えば察しはつくだろうが
完全に私事だ。なおかつ重い。
それでもコトバにするのは理由がある。
人の目に触れる場所に晒すのにも理由がある。


さて、始めよう。


ちょうど一ヶ月前の11月1日。
父親が亡くなった。

背が高くガタイもよかった父親
入院中の介護も、看護婦さんが2人係でやっと。という感じだった。
それなのに、布団の上で寝ている父親
薄っぺらかった。
いれられた棺はとても小さかった。

こまめに剃っていた坊主頭も
自分でそれなくなってガタガタに伸びて不格好だった。
ヒゲも看護婦さんが剃ってくれていたらしいが
剃り残しが多くて、みすぼらしくなっていた。

私といっしょで、暑がりで体温が高かったのに
久々に撫でた頬は本当に冷たかった。

ふっと目を開けて、阿呆じゃのう〜って
ケラケラ笑いだしそうなのに
目を覚まさなかった。

お通夜の終わった夜。
久しぶりに家族4人、同じ部屋で寝た。
朝起きたら、昔の黄色の家のベットなんじゃないか。
ずっと悪い夢を見てたんじゃないか。と
願うように思いながら寝た。

しかし、現実だった。
起きて1番に鼻をついたのは死臭だった。
なんとも言えないにおいだ。

次に父親の顔を覗いて、本当に現実は残酷だと知った。
鼻と口から血が流れ出ていた。
身内の恥を晒す事になるので詳しくは説明できないが
人が亡くなると仕方のない事らしい。

そう言われても、拭いても拭いても
溢れてくる血が
父親の無念さを語っているようで
本当に胸が締め付けられた。

顔もむくみ、前の晩にみた優しい顔とは
全くちがい、「おブスになっちゃったね〜」って笑ってはみたが苦しくて仕方なかった。

棺に入れる遺品も制限が厳しく
たばことリーバイスのシャツしか入れられなかった。
似合わない花に囲まれて血を流しながら
どんどんと浮腫んでいく顔。
それが最期にみた父親の肉体だ。

火葬の点火のスイッチは母親と兄と3人で押した。
カチッとあっけなく押せてしまい
父親は骨になった。


関節や脚の骨は今まで見てきたものより
遥かに太く大きかった。
それでもやはり骨だけになってしまうと小さい。

骨壷に入れるためと、目の前で
次々と割られていく骨にたまらず
もういいです。小さいのを入れます。と言ってしまった。

骨壷に入らなかった骨の欠片を
少しくすねて海にまこうね、と母親と話していたが
焼けたての骨はあまりにも熱く
まるで父親がもういいよ、触らなくていいよ、と言っているようで持ち帰れなかった。


世界でたったひとりの父親
情けない姿も何度も見てきたが
やっぱり1番強くてかっこいいと思っていた。
父親と手をつないで歩いているとき、
本当に守られている安心感がおおきかった。

そんな人が死んでしまった。
あっけなく死んでしまった。


ブーツの手入れの仕方。zippoの直し方。バイクの乗り方。ジーンズの履き方。
まだまだ教えて貰いたかった。

焼肉。お寿司。あんころ餅。
次、帰った時一緒に食べようねって言ってたのにね。

彼氏できたよ。って話したら
騙されとんじゃって笑って信じなかったくせに
結婚式来る?って聞いたら
そんなに話が進んどるんか?ってちょっとあせって。
「まあ、それぐらい出ちゃろうか」って。
バージンロードも歩く約束したのにね。

来年は成人式よ。可愛い振袖見つけたのに。



「いつまで家族のつもり?」って言葉を
気にしてあんまり連絡してこなかった父親
もしもまだ声が届くなら
ありがとう。より、
お疲れ様。よりも伝えたいのは
「ずっとあみの父ちゃんは、父ちゃんだけです」




まだまだ受け止めきれていないのに
それでも時間は過ぎていく。

学校では忌引の届けを早く出せと催促され
バイトではこの感情を持ち込む事は一切許されない。
馬鹿な男の人にはセックスを誘われる。

でもこれが、私は生きているという証だ。
そう、私は生きている。
これからも生きていく。


父親の分まで、なんて言うつもりも
背負うつもりもない。

ただ、私の生きていくこれから先には
必ず父親が好きだったもの達は関わってくるだろう。
そしてきっとそれは素敵な人との縁を結んでくれると信じている。

空から見守っている。なんて言われるよりも心強い。

だからこそ父親が好きだったものをもっと知ろう。
そして私の好きなものにしてやろう。

そうしたら、私があっちに行った時
苦手な酒を飲ませながら、語り合えるだろう。
もっと分かり合えるだろう。

それを楽しみに生きるのも悪くない。

死後の世界なんて誰にも分からないなら
生きている間ぐらい好きに想像してやろう。






まとまりもない文になってしまったが、
もっと書きたい事もあるが、
これ以上書くとひどくなってしまう。
綺麗にまとめるために嘘も書いてしまうかもしれない。

だからここまでにしておこう。



読んでくれてありがとう。
次の記事こそ音楽ネタをかくよ。

また会おう。

おやすみ。

吐いた息も色があるのに

まいど。
今日は東京で初雪が降った。
雪というよりもみぞれに近くて、
ふわふわと髪にのっかるというよりも
まるで熱を奪おうと張り付いてくるようで
色んな意味でつめたい初雪だった気がする。

地元はもともと雨があまり降らなかったから
雪も年に数回、少し散るぐらいだった。
珍しい雪が降ると嬉しくて、授業中でも
みんな窓の外ばかり見ていた覚えがある。

傘なんてささないで、雪を浴びてはしゃいでいた。



あたりまえになるとそんな気持ちも
記憶も忘れてしまうのだろうか。

今は胸が熱くなったり、
納得がいかなくて泣いてしまったり、
そうなってしまうほどの音楽も
仕事にしてしまうと何も感じなくなってしまうのだろうか。

音楽で生きていこうと決めた私は
いつか音楽に殺されてしまうのだろうか。


気持ちをうまくコントロールできない日がつづく。




また会おう。

おかんのごはん

まいど。
昨日の大雨と風は夢だったのだろうかと
勘違いしてしまうぐらいの今日の暑さ。

いやぁ、流行だけじゃなくて
天気予報にも追いつけない私は昨日の豪雨の中
傘がなくて久々にタクシーに乗ったよ。
運転手の行きずりの人感、嫌いじゃない。

ちなみに、脳内BGMは
クリープハイプのNE-TAXIだった。

(おかんだったら鈴木聖美だっただろう。…時代。笑)

もしも少女時代のtaxiを思い浮かべたなら
ぜひともUNCHAIN ver を聞いてみてほしい。






帰省した人、これからする人の多いだろうこの時期。
私も今日地元に戻ってきた。


東京と岡山


差がすごい。笑


都会と田舎っていうのはもちろん
空気だったり人の流れのスピードだったり
街で聞こえてくる声や音も
電車の中の風景も、全く違う。

どっちが悪いとかはない。
ただ、やっぱり私は根っからの田舎人だ。

お洒落なブティックや
ガラス張りの高いビルが並んでいるのを見るよりも
古民家や田んぼや畑、海や山を見る方がワクワクする。



東京に出て5ヶ月。
地元に帰ってみてふとこの5ヶ月を思い返してみた。

定期やICカードを使うようになった。
一人暮らしを始めた。
支払いが自分の名前で請求されるようになった。
深夜までバイトをするようになった。
朝まで飲み歩いた。
TATTOOをいれた。
男の人を知った。


地元にいる時には、高校生までには
経験した事が無かった事ばかりだ。
刺激もすごく受けた。

ただ、少し不安におもう。
私自身、何か変われただろうか。と。

上京する前にたてた目標のひとつ
"自分の強みをみつける。"
見つけられているのだろうか。と。

色んな好みや考えの人で溢れる、東京。
流行りのものが一瞬で移り変わる、東京。

私は埋もれてしまってないだろうか。
流されてしまってはいないだろうか。


だが、今更地元に戻るつもりはない。

また後期から1人の部屋で生活しながら
学校に通わなければいけない。
もちろんそれから先も。

その為にも、今は少しだけ
母親やおばあちゃん、おじいちゃんに甘えて
ゆっくりともう一度、
自分のしたかった事。
なりたい自分。
東京を選んだ理由。
を、考え直そうと思う。

深呼吸だ。



夏休みや帰省できる場所がある今に感謝だ。
さて、明日からは親戚への挨拶まわり。
少しでも寝ておこう。

あなたにとっても
自分を見つめ直す夏になる事を祈っているよ。
秋になったら、また頑張ろう。

おやすみ。またね。